稲沢中央ボーイズ

	2017-11-19 中日スポーツ杯第12回中日本ブロック選抜大会  豊橋明海球場
稲沢中央ボーイズ 中堅手 海地(6) 二塁手 好彦(6) 捕手 智彦(6) 遊撃手 幸太郎(6) 右翼手 祐斗(6) 三塁手 凌大(6) 左翼手 仙(6) 一塁手 大翔(6) 投手 夢翔(6)   徹志(6)   瑠綺也(6)   陸斗(5)   悠之介(4)   天斗(4)   憲伸(4)   悠華(4)   駿大(4)   海弥(3)   周平(3)   凌太朗(3)   光樹(2)   登有(2)	チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E 稲沢中央ボーイズ 1 6 3 4 14 14 2 中京ボーイズ 1 0 0 2 3 5 4 勝 負 Ｓ 稲沢中央ボーイズ 夢翔、祐斗、海地 - 智彦 中京ボーイズ  -  本塁打 三塁打 好彦(稲沢中央ボーイズ) 二塁打 海地×2、智彦、祐斗(稲沢中央ボーイズ)	中京ボーイズ UNPIRE CH 1B 2B 3B L R

中日スポーツ杯第12回中日本ブロック選抜大会の準決勝がついに開催された。本来の日程が悪天候により順延され、さらに他の大会との調整で11月中旬までこの大きな大会がもつれこんだ。もちろん、ベスト4まで勝ち進んでいたがための嬉しい悲鳴である。レギュラーチームにとっては年内最後の公式戦。さらに連覇が懸かっている。岡崎市民球場で開催された開会式で、キャプテン徹志が一度は返還した大優勝旗が本部席に飾られている。準決勝、決勝と最高の試合をしてこれをまた持ち帰りたい。さて、準決勝の相手は同じ愛知県西支部の強豪中京ボーイズさん。これまでの対戦ではわずかな差で勝利しているものの、決して油断はできないライバルである。先攻は稲沢中央ボーイズ。まずは初回、好彦がセンターオーバーのスリーベースヒットを放つと、続く智彦がうまく内野ゴロを転がし幸先よく1点を先制する。その後も三遊間へのヒットで出塁した幸太郎が二盗、三盗を決め、攻撃の形をつくっていく。その裏、2本のヒットを打たれすぐに同点に追いつかれるが、先発した夢翔がここから粘りのピッチングをみせ、しっかりと踏みとどまった。これに刺激をうけた攻撃陣がその夢翔のために大爆発する。まずは凌大がしっかりと四球を選び、続く仙がショート強襲ヒットを放つ。ここで大翔は絶妙のセフティーバントを成功させ、ノーアウト満塁のチャンスをつくる。そして、夢翔が投球同様打席でも驚異的な粘りをみせて四球をもぎ取ると、好彦のレフト前ヒット、智彦のセンター前タイムリーヒット、さらに祐斗にもタイムリーツーベースが飛び出す。これに積極的な走塁がかみ合い、打者一巡で一気に6点を奪うことに成功する。三回表には大翔がセンター前ヒットで出塁すると、キャプテン徹志がさらに流れを呼び込むバントエンドランを成功させる。このチャンスに海地がセンターオーバーのタイムリーツーベースヒットを放ち、続く好彦もセンター前タイムリーヒット、智彦も三遊間へのタイムリーヒットを放ちさらに追加点を奪う。四回表には祐斗が四球で出塁すると、チーム一番の俊足瑠綺也が代走で起用される。瑠綺也は続く打者の初球に盗塁を成功させると、相手の送球の隙をついて一気にベースを駆け回り、あっという間にホームイン。そしてこの流れのまま、凌大のセンター前ヒットや徹志の大きな犠牲フライ、海地にも左中間へのツーベースヒットが飛び出すなど、ダメ押しの4点を追加。投手リレーは夢翔、祐斗、海地とつなぎ、最終回には中京ボーイズさんの意地の反撃にあうも、おわってみれば14対3でコールド勝ちとなった。このゲーム、序盤に試合の流れをうまく掴んだ稲沢中央ボーイズが勝ちをおさめたが、展開次第では本当に厳しい結果になっていただろう。試合をベンチから支えてくれる下級生、大声援をおくってくれる父母、勇気づけてくれる指導者。もちろんこの試合の運営を担当していただいた岡崎葵ボーイズさんや豊橋ボーイズさんにも心から感謝して、対戦した中京ボーイズさんにも敬意をはらい、この後の決勝戦では必死になってがんばっていこう！