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夢の全国大会出場 感動 感謝 そしてその思いをあなたに

今から28年前

春の甲子園球場は超満員。

決勝戦を直前にむかえ

一塁側ベンチで恩師が天に向かって叫ぶ。

「生きとる!おい生きとるぞ!」

聞き方によっては異様ともいえるその言葉。

その意味を理解できない人も多いだろう。

しかし、大きな夢舞台に立った時、

全身の血液がにえたぎり、

自分が今ここに「生きとる」ことを実感し、

自分自身がそれに感激する。
 

時を経て、2017年326日。

ボーイズリーガーにとっての春の甲子園

ここは東京大田スタジアム、

稲沢中央ボーイズが2年ぶりに聖地に立つ。

全国大会らしく実に堂々とした入場行進

それを見ただけで父母の涙腺がゆるむ。
 

全面人工芝の美しいグランドに響き渡る

「愛知県西支部代表 稲沢中央ボーイズ」のアナウンス。

そう、支部予選で敗退したチーム、

全国大会出場を果たせなかった

多くの6年生の魂を引き継ぎ、

支部の代表として、今、この聖地に立つ。
 

「生きとる!おい生きとるぞ!」

今まさに、確実に、それを実感できる。

加えて子供たちは輝きを放っている。

まだまだ小さな体から満ち溢れるエネルギー、

そして背中には「感謝」の文字が読み取れる。

それが指導者と家族に向けられたものなら、

こんなに嬉しいことはない。

 

全国大会開会式の雰囲気を存分にあじわったものの、

この日予定されていた初戦は悪天候のため中止。

試合があれば必ずどちらかの6年生の少年野球が終わる。

それを惜しむかのような雨。

野球の神様はこんな演出も準備しているのか。

そして翌日も雨・・・。
 

予定が大幅に遅れて迎えた初戦は試合会場も変更。

そこは富津ふれあい公園野球場。

なんと2年前の全国大会初戦で惜敗した球場だ。

ベンチもあの時と同じ一塁側。

対戦相手もあの時と同じ大阪代表。

なんという運命だろうか。

2年前のリベンジを必ず果たせ!

こういわれている気がしてならない。
 

今回試合に出場するメンバーは、

2年前のあの日、この球場で先輩達が流した

悔し涙を覚えている選手もいる。

ベンチやスタンドでしっかりと焼きつけたあの光景。

もちろん、一番覚えているのは我らが大将、

監督自身であろう。
 

初戦の相手は全国最多20度目の出場となる

大阪中央支部代表の八尾ボーイズさん。

多くの有名選手を輩出してきた全国屈指の名門チーム

まさに相手にとって不足なし。

このゲーム内容は、このホームページの

「試合情報一覧(試合結果)」をご覧いただきたい。

「あの時」を知っているOB中学生の大声援、

祈りにも近い父母の絶叫を味方につけ、

全国大会初戦に勝利した。

試合終了後には、大阪から持ち込まれた

八尾ボーイズさんの千羽鶴をいただいた。

これを更なるエネルギーにしたい。
 

勝利のご褒美として与えられた

幕張の超高級ホテルで夢のような時間を過ごし、

翌日の2回戦は中国四国地区代表の広島ボーイズさん。

この試合内容も

「試合情報一覧(試合結果)」をご覧いただきたい。

 

日程の都合上、チームの卒団式は3月12日に終えているが、

6年生の本当の卒団は、この試合のゲームセットの瞬間であった。

泣き崩れる子供たち、

その光景をみてやはり泣き崩れる父母。

もしかすると私たちは

この一瞬を共有するために応援を続けてきたのか。
 

自分の車にはワックスを塗らないのに

子供のグローブにはオイルを塗る父。

その父が新しいゴルフクラブが欲しいといっても

決して認められないのに、

子供が新しいバットが欲しいといえば

すぐにスポーツ店に車を飛ばす母。

自称、親バカな我々は決して

優秀な親ではないかもしれない。
 

でも、

全国にまで連れてきてくれた子供たち、

そこで最高の時間を共に過ごした父母。

やはり私たちは

幸せな親バカであることを自覚しよう。
 

全国の舞台であらためて感じたこと、

こうして我が子のために熱くなれる、

こうして我が子のためにバカになれる。

できることならいつまでも

熱くなり、バカになって

子供の野球の応援ができますように。
 

そして、なにか困難にぶちあたった時、

東海大橋グランドにいけば、

我が子の原点がいつまでもそこにありますように。
 

そしてあらためて感じたこと

それは下級生父母への感謝の気持ち。

全国大会の規定で3年生以下は

選手登録できない。

それでもチームのために精一杯力を貸してくれた。
 

例えば・・・Hさん

1年生と3年生の我が子は、

全国大会の規定のため

開会式でも行進できないし、

試合もスタンドで応援するだけ。

それでも夜中に二往復、車を走らせ、

開会式や試合もしっかり見届け、

その足で仕事のため多度へ戻った。

チームのために・・・

他の父母のために・・・

運転をかってでて、睡眠時間を削って・・・

ありがたい、感謝してもしきれない。
 

例えば・・・Iさん

やはり我が子は3年生で

全国の舞台ではベンチ入りできない。

それでも全国大会の日程が

火曜日水曜日に重なると、

その日にコーチができる中学生二人を乗せて

深夜勤務を終えたその足で

ノンストップで千葉にきてくれる。

監督の手伝いができれば・・・という

チームのOB中学生の気持ちも嬉しい。
 

もちろん、

格安の料金でレンタカーを

手配してくれたIDさん、

団生と全く同じ日程で

お手伝いをしてくれた上級生父母、

チームのためにコインランドリーで

缶詰めになって作業をこなした父母。

子供たちは恥ずかしくて今は言えないかもしれないが、

心底「ありがとう」と思っているであろう。

 

このホームページをご覧いただいている

野球小僧のお父さん、お母さん。

稲沢中央ボーイズに入団し、

親子で同じ夢をみてみませんか。
 

硬式野球は

小学生に贅沢だとか、

体を壊しやすいとか、

毎週当番があるとか、

間違った情報に迷わされていませんか。
 

真実は、グランドにあります。

子供たちの真剣な眼差しにあります。
 

稲沢中央ボーイズには、

まるで我が子のように、

一人ひとりの子供の可能性を

心から信じている指導者がいます。

自称、親バカな人間味あふれる父母がいます。

そしてなにより、純朴で仲間を大切にする

野球小僧たちが待っています。
 

いつかはあなたも、

あなたの大切なお子さんも、

「生きとる!」を

実感できるはずです。

少しでも関心をお持ちの方は、

ご遠慮なくご相談ください。

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