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第8回野球小僧杯全国大会 決勝戦 試合結果

  2016-10-23 第8回野球小僧杯全国大会  三河緑地内臨海野球場  
稲沢中央ボーイズ
遊撃手 悠之介(3)
三塁手 陸斗(4)
一塁手 康太郎(4)
捕手 蓮斗(4)
投手 天斗(3)
中堅手 憲伸(3)
左翼手 海弥(2)
右翼手 駿斗(2)
二塁手 光樹(1)
  翔哉(2)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
豊川北ボーイズ 0 1 0 0 1 2 2
稲沢中央ボーイズ 2 0 2 5 9 10 0

稲沢中央ボーイズ 天斗 - 蓮斗
豊川北ボーイズ  - 
本塁打 悠之介・蓮斗(稲沢中央ボーイズ)
三塁打
二塁打 蓮斗・康太郎(稲沢中央ボーイズ)
豊川北ボーイズ

UNPIRE
CH
1B
2B
3B
L
R

ついに稲沢中央ボーイズの四年生以下10名が第8回野球小僧杯全国大会(ジュニジュニ大会)の決勝戦の舞台にたった。対戦相手は、愛知県東支部代表の豊川北ボーイズさん。稲沢中央ボーイズと同じようにチームワーク抜群の好敵手だ。一回裏の稲沢中央ジュニジュニ打線は、陸斗がライト前ヒットで出塁すると俊足をいかし盗塁を決める。さらに康太郎がセンター前ヒットでチャンスを広げると、蓮斗のタイムリーツーベースヒット、天斗は気迫のレフト前タイムリーヒットを放ち、いきなり2点を先制する。ところが二回表に豊川北ボーイズさんの五番打者にライトフェンスを越えるホームランを浴び、1点差にせまられてしまう。二回裏には海弥が粘って四球でチャンスをつくるが、追加点は奪えない。まさに決勝戦にふさわしい2対1という好ゲームの中、三回裏の稲沢中央ジュニジュニ打線の攻撃が始まろうとしたその時である。三塁側の応援席が一気に盛り上がりを見せた。なんと、中日スポーツ杯第11回中日本ブロック選抜大会の決勝戦を終えたばかりのレギュラーチーム五、六年生が応援に駆けつけてきてくれたではないか。しかもみんなのその首には、金メダルが輝いている。そう、レギュラーチームは約束どおり優勝旗を勝ち取ってジュニジュニメンバーの応援に来てくれたのだ。これで大きな勇気をもらったジュニジュニメンバーはさらに躍動する。まずは、先頭悠之介が四球で出塁すると、陸斗はサード強襲ヒットでチャンスを広げる。ここで康太郎がレフト前に見事な流し打ちを決めて待望の追加点を奪う。さらに、陸斗が相手の隙をつく好走塁で点差を広げる。四回表の守りでは、センター憲伸が大飛球を見事にキャッチ。応援席から歓声があがる。さらに、先発投手の天斗が四回で6個目の三振を奪いツーアウト。きわめつけは、一年生でセカンドを守る光樹が難しい打球を広島菊池選手ばりのフィールディングでスリーアウト目をとった。本人は、巨人坂本選手を意識してプレーしているとのこと・・このプレーにはレギュラーチームのメンバーも大興奮。その流れのまま、四回裏には、先頭駿斗が内野安打で出塁。続く光樹は死球の痛みをこらえて出塁。そして、ここでこの日絶好調の悠之介が会心の一撃。打球はセンターのフェンスをはるかに越えるホームラン。応援席は、一瞬の静寂の後、大歓声がこだまする。嬉しさのあまり、その場で泣き崩れる母の姿を横目に悠之介が悠々とベースを周る。まだまだ攻撃の手をゆるめず、康太郎がツーベースヒットで出塁すると、四番蓮斗が三試合連続のホームランでさらに追加点をあげる。一気に点差を広げ、大会規定によりこの回で終了。9対1でこの大会初出場初優勝を決めた。閉会式には、レギュラーチームのメンバーも加わり、8チーム出場したこの素晴らしい大会の幕を閉じた。まずは、何よりこの大会を企画運営していただいた小坂井ボーイズさんをはじめ、愛知県東支部の皆さんに心から感謝しなければならない。そして、レギュラーチーム、ジュニジュニチームで同じ日にダブル優勝できたことを誇りに思う。お父さん、お母さんは、君たちの笑顔が大好きだ。車の送迎も、洗濯も、お弁当づくりも、こうして君たちから素晴らしい恩返しをもらえば、なんてことはないさ。子供らしく、勝ったら素直に喜び、負けたら悔しくていっぱい泣けばいい。でも一番大切なことは、感謝することだ。監督やコーチに感謝しなさい。対戦相手に感謝しなさい。グランド整備や放送など、裏方で支えてくれる全ての人に感謝しなさい。そして、仲間に感謝しなさい。野球が出来ることに感謝しなさい。お父さん、お母さんは、これからも全力で君たちを応援していこう。今日はみんな本当にありがとう。ただ、来週からはまた厳しい練習が待っているぞ。大好きな野球が思う存分できることに感謝して、次の大会でもまた頑張ろう!稲沢中央ボーイズ!